


「InterSafe WebFilterを導入することで、私的利用は25%から1%以下に減少しました」


「計測と制御に関する技術を応用し、省資源、省エネルギー、省力、安全及び快適環境の実現に寄与することにより、かけがえのない地球環境を守り、自然と科学が調和した豊かな社会の実現に貢献」するという“省(セーブメーションSavemaiton)”を企業理念とする株式会社 山武。その事業領域はビルディングオートメーション事業から環境省エネ事業まで広範囲にわたる。現在、インターネットのアクセス管理のためにフィルタリングソフトを導入している企業はそう珍しくはないが、株式会社 山武は1999年頃から、フィルタリングソフトを導入している先進的な企業である。 今回は監査室長の斎藤様と情報システム部課長の森田様にお話をうかがうことができた。
1999年頃、「インターネットというのは、自由に使用できることが良いのであって、管理するという考えがおかしい」とか「社員の自覚にまかせる」という企業は多く、フィルタリングソフトの導入などは学校施設以外では進んでいなかった。そのような風潮の中で、山武はフィルタリングソフトの導入に至ったのか。
そもそも導入の目的は「企業人としても倫理観を育成するため」と森田さんはおっしゃった。インターネットは会社の資産であり、それを業務以外に利用するという行為は 企業人としての倫理に反するということだ。倫理観を育成するための一手段としてフィルタリングソフトを導入したというわけである。
斎藤さんの発案で「業務以外の利用を防ぐ」手段として、フィルタリングソフトの導入が進められた。実際にテストとして外国産のフィルタリング製品を導入し、ログを取得し、インターネットの利用状況を分析してみることになった。
実際にログを分析し、レポーティングしてみたところ想像以上に業務以外の利用が多く、全インターネットアクセスの25%ぐらいが業務以外の利用だったという。これは斎藤さんや森田さんの想像を越えた数値だったという。(これは特別多い数字ではなく、通常の企業の私的利用割合の平均的な数値といえる。しかし、実際に管理者は私的利用がこれほどの数値が達しているとは思っていないため、ログ分析結果をみると青ざめることになる。)
そこで、このような分析結果を元に、私的利用による業務効率の低下を時給換算したところ、フィルタリングソフトの導入は充分投資効果があるとして導入に至った。
当初は、外国産のフィルタリング製品を導入していたが、InterSafe WebFilterが
であることから乗り換えたという。
導入時には社内のイントラに「フィルタリングソフトの導入」を告知。 フィルタリングソフトを導入することを明らかにしない企業も多い。しかし、山武ははっきりと告知しなければ、自主的な倫理観を育成することはできないと考えたのだ。
運用方法も全てを規制するのではなく、柔軟な対応をしているという。例えば、会社のポリシーによって、業務に必要なページが規制されているような場合は、申請をすれば見られるように一時的にそのURLを規制から外すなどといったことをしている。
そして、定期的にInterSafe WebFilterで収集されるアクセスログをレポート機能で定期的に確認しているが、初めてアクセスログを取得した時と比較すると私的利用率は著しく減少した。導入当初は非常に厳しくカテゴリ規制をしていたが、私的利用の減少に伴い少しづつ規制を緩和している。もちろん緩和をしても、私的利用率が上昇したりはしない。
「25%ほどの私的利用がありましたが、現在では1%を下回っています。フィルタリングソフトの導入により企業人としての倫理観が芽生えたと言えます。」監査室長の斎藤さんはおっしゃった。
フィルタリング製品の導入は「監視」することばかりに重点がおかれ、少々ネガティブなイメージを与えることがあるが、山武は異なる。フィルタリング製品の導入を「倫理観の育成」、あくまでも「人を育てるため手段のひとつ」として考えている。このような山武の姿勢は敬意に値するだろう。