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シニアとインターネット(2)

~インターネットを「使いこなす」には、地域の見守りが不可欠~

2015年07月31日

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前回見てきたとおり、高齢者のインターネットトラブルが増加傾向ではあります。

だからといってすべてのシニアがインターネットを自由に使っているかというと、もちろんそうではありません。

「平成25年版消費者白書」のなかに、「自分が年を取った時に心配していること、不安に思っていること」を訊いた項目があります。

その中で目立ったのが、「情報入手方法がインターネット等の新たな手段に移行し、情報収集が困難になる」という回答です。

「とても不安」「ある程度不安」を合計すると、56.6%と半数以上の人が将来情報収集ができなくなるのでは、という懸念を抱いていることがわかります。

 

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確かに、テレビCMや新聞・雑誌の広告でおなじみになった「詳しくはWebサイトで」、ですとか、興行チケットの購入も電話や店頭ではなくWebサイトでの購入があたりまえになってきました。

病院の予約や順番待ちをメールでお知らせするサービスなども良く見かけるようになりましたから、インターネットを使えなければ、スマホを持っていなければ、メールが使えなければ、必要な情報が手に入れられないという事態も起こり得るかもしれません。

こうしたことが起きないよう、サービスを提供する側が配慮するのはもちろん、これからのシニア層にもインターネットとの付き合い方を知ってもらう必要があります。

生まれた時からインターネットやパソコン、スマホが家電として当たり前に身の回りに存在している今の子どもたちは、インターネットの概念を知らなくても、道具として簡単にスマホを使うことができます。

でも大人はそうはいきません。パソコンの使い方、ケータイ・スマホの使い方、そこからわからないことが多いでしょう。

卑近な例で恐縮ですが、筆者の祖母92歳は携帯電話(いわゆるシニア向けのらくらくガラケーです)を持って5年ほどになります。

もっぱら電話の受信と、短縮ダイヤルに登録した番号への発信しか使ったことが無いようです。このレベルになれば、インターネットは無縁、話は逸れますがATMも使い方がわかりませんから振り込め詐欺も無縁ですので、ある意味安全です。

一番心配なのが、道具としてのパソコン、スマホは少し使える、だけど怖さを知らない、というくらいのレベルにある方々でしょう。

こうしたシニア層を支援できるのは、近くで彼らを見ている人たちです。すなわち、同居のご家族や、あるいは離れて暮らす近親者、そしてご近所さんの見守りが不可欠なのです。

…あれ、この構図は子どもたちのインターネット利用についてと同じですね。

 

シニアや子どもたちが、安全に安心してインターネットを使えるよう、行政や地域単位での支援活動がなされているのをご存じですか?

ALSIでも本社がある大田区をはじめ、各地で支援活動を行っています。

 

次回からは、こうした活動をどのように行い、またどのようなことを伝えているのかをご紹介します。

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