Hot Topic

  1. トップ
  2. >
  3. HotTopic
  4. >
  5. 悪意ある大人は、最初から明確な悪意を持って子どもを狙います

悪意ある大人は、最初から明確な悪意を持って子どもを狙います

インターネットを安全かつ便利に使う、そのために大人がしてあげられること

2015年08月14日

community.png

子どもたちがインターネットを安心して便利につかうために、私たちが気を付けなければならないこと、にはどのようなことがあるでしょう。

 

子どものインターネット利用を例に考えると、心配事はたくさんあります。

インターネットのやりすぎや、有料サービスの使い過ぎで高額請求が来てしまうこと、知らない人と「友達」になっていること、視力低下に寝不足……

 

特に、注意してほしいのが、直接的な犯罪被害に遭ってしまうことです。

以前お話ししたシニアの例では、インターネットショッピングやサービスなどで悪徳商法の被害に遭った例がありました。

 

子どもの被害の例を挙げると、SNSやオンラインゲームなどのコミュニティで「出会った」悪意を持つ大人から、誘いだしを受けて性的な被害に遭ったり、メールやLINEのやり取りの中で脅迫されて自分の裸の写真を送らされる、などのケースがあります。

最悪の場合、強姦や殺人など、命までも落としてしまうという被害が起こりうるのです。

 

こうしたケースでは、犯人は最初から明確な悪意を持って、餌食になる子どもを探していることがほとんどです。

 

コミュニティサイトの利用から子どもが被害に遭った事件の分析調査した結果、犯人の動機の実に96%が児童との接触を明確な目的としています。

さらにその内訳は、児童との性行目的が70%超、わいせつ画像の収集目的が13%となっています。

 

community1.png

※グラフをクリックすると拡大できます。

(平成25年度版警察白書より)

 

こうした犯罪は、ケータイ(いわゆるガラケー)の時代からスマホ全盛の今に至るまで、残念ながら続いています。

 

もちろん、コミュニティサイトでは悪意ある大人と子どもたちの接触を防ぐために、個人認証や年齢認証、年齢の異なるユーザがやり取りをできないようにするゾーニング、不適切なやりとりを早期に発見するための様々な取り組みを続けています。

しかし、完全にこうした犯罪を事前に察知し、防ぐことは不可能です。

 

私たち大人が、子どもにしてあげるべきなのは、こうした危険を回避するために必要な能力を身に着けさせることと。

そして、能力発展途上にある子どもたちが、使いこなせないサイトやサービスにアクセスしなくて済むように、Webフィルタリングをきちんと設定しておくことです。

そのフィルタリングも、単純にWeb閲覧を禁止するだけではなく、インターネットのスキルや使い方、知識に合わせて少しずつ設定を変え、段階的に利用を解禁していくやり方をお勧めしています。

 

今回の投稿は怖い話になってしまいましたね。

ですが、これは現実に起きていることで、私たち大人が防いでいかなければならない、ということをぜひ知っていただきたいなと思っています。

HotTopic一覧へ

ページトップへ戻る