導入事例

長野市フルネットセンター

不適切サイトの閲覧防止

~20ユーザ

SRT100(YAMAHA)

ネットスターのサイトアンパイアで安心して利用できるインターネット体験コーナーを実現。

地域の情報化拠点として市民のメディアリテラシ啓発に取り組む長野市フルネットセンターでは、インターネット体験コーナーに「サイトアンパイア」を導入。利用者すべてに安全で快適なインターネット環境を提供するとともに、公共施設として求められる適切なアクセス管理を実現しました。

■地域の情報化拠点として映像関連やパソコンなど充実した設備を提供

長野市フルネットセンター(以降、フルネットセンター)は、長野オリンピックの際の旧メディアセンターを地域の情報化拠点として活用したユニークな施設です。
インターネット体験コーナーをはじめ、パソコン研修室、プレゼンテーションルーム、マルチメディアシアター、映像編集室、TVスタジオなど充実した設備を市民の活用に供するとともに、メディアリテラシ啓発や子ども向けのネットトラブル相談室や定例講演会の開催、あるいは講師の派遣など幅広いサービスも提供しています。
同センターはこれまで長野市が運営してきましたが、よりきめ細かなサービス提供を目指して2008年度より株式会社テレビ信州(以降、テレビ信州)を指定管理者に指定。同社ではフルネットセンターをメディアリテラシ啓発の拠点として位置づけ、長野市からの委託業務のほか、独自の啓発企画にも積極的に取り組んでいます。
「メディアリテラシの啓発とは、テレビやインターネットなどから発信される情報を批判的に観る力を養い、なおかつ自分から情報発信できる力を養うということです。放送と通信の融合が進むなかで、フルネットセンターをメディアリテラシ啓発の拠点として活用して行きたいと考えています」(湯田氏)

■メディアリテラシの環境整備としてURLフィルタリングに着目

そのフルネットセンター1階ロビーには、ブロードバンドに接続されたおよそ15台のパソコンが設置され、インターネット体験コーナーとして開放されています。充実した設備も人気を呼び、毎日多くの利用者で賑わう一方、未成年者による不適切なサイトの閲覧や不正な書き込みの懸念なども顕在化。公共施設としてなんらかの管理対策が求められていました。そこで、長野市では新たに同センターの管理運営を担当することになったテレビ信州との連携のもと、適切なアクセス管理を可能にするフィルタリングの導入へと動き出します。
「ちょうど市役所でも情報セキュリティ強化の一環としてフィルタリングを導入したところでしたので、フルネットセンターでもフィルタリングを役立てたらどうかと提案しました」(安塚氏)

■フィルタリングに取り組むネットスターの企業姿勢を高く評価

導入の推進窓口となった長野市の情報政策課では、テレビ信州と協議しつつ、市役所内での導入経験や他施設の視察などによる情報を踏まえてフィルタリングの選定作業に入りました。(1)専任スタッフが常時URLリストを更新していて信頼性が高い(2)ルータ方式で導入と管理が容易(3)コストパフォーマンスに優れている、などを理由にヤマハのルータSRT100をゲートウェイとするネットスターのフィルタリングサービス「サイトアンパイア」を採用することとなりました。
フルネットセンターが導入したヤマハのSRT100は、ネットスター以外のフィルタリングサービスも選択が可能です。それでも敢えてサイトアンパイアである理由について、ディレクターの南澤氏は「ネットスターは子どもたちがインターネットをどのように使っているかを定期的に調査するなど、単に作って売るだけではない企業姿勢に好感が持てます」と述べています。

■長野市の学校や公共施設におけるフィルタリングモデルケース

サイトアンパイア導入の実作業は有限会社SICが担当し、フルネットセンターの休館日である水曜日に行われました。フィルタリング設定は、未成年者と初心者への対応を前提としてデフォルトルールの「中学生」ルールを採用し、利用実態に合わせて一部をカスタマイズ。アダルト系サイトはもちろん、懸念されていた書き込みサイトへのアクセスもブロックする厳しい設定となっています。
「フィルタリングの設定はネットスターのアドバイスを聞きながらスムーズに終えました。フィルタリング導入で一番大事なのは検証です。どのカテゴリーをフィルタリングするかなどの細部は皆さんに確認していただきました」(SIC 吉田氏)
運用を開始して間もなく、利用者から設定が厳しすぎるという声もあったとのことですが「インターネット体験コーナーはあくまでも児童生徒とパソコン初心者が対象であり、ネットカフェとは性質が違います」(丸山氏)との立場で厳格な運用を行っています。
フルネットセンターの試みは、同様にアクセス管理の必要性に直面している市内の学校や公共施設などからも注目されており、メディアリテラシともども地域の情報化に大きく貢献することになりそうです。

■長野市フルネットセンター システム概要図

ネットスターのフィルタリングサービス「サイトアンパイア」について

YAMAHAのルータ(SRT100/ RTX1100/RT107e/RTX3000)をゲートウェイとするURLフィルタリングサービス。クライアントPCからのURLリクエストを、インターネット経由でネットスターの最新URLリストと照合してアクセスの可否を判定。専用サーバの設置やソフトウェアのインストールが不要で、目的に応じた高品質で信頼性の高いフィルタリング環境が手軽に構築できます。

長野市フルネットセンターについて

長野オリンピックで建設されたメディアセンター施設を活用した長野市の地域情報化拠点。メディアリテラシをテーマに、インターネット体験コーナーやパソコン教室、ネット相談室を常設。このほか、研修室や映像スタジオ、マルチメディアシアターの貸し出しなど、情報化にともなう総合的な市民サービスを提供しています。

長野市総務部 情報政策課
電子市役所推進室 係長
安塚譲治様

長野市総務部 情報政策課
電子市役所推進室 室長
丸山陽一様

「メディアリテラシ教育をフルネットセンター運用の基本にしていますが、これは全国に例がないと思います」
(株)テレビ信州
報道制作局報道部次長
フルネットセンタープロデューサー
湯田邦彦様

「長野市におけるメディア教育の拠点として、今後も様々な企画に取り組んで行きたいと考えています」
長野市フルネットセンター
ディレクター/博士
南澤信之様

「サイトアンパイアって名前が良いですね。ジャッジするという意味が分かり易いし、説明し易い」と語る吉田氏(SIC)

※サービス名をはじめ、登場人物の所属、役職等は取材当時のものであり、現時点では変更されている場合もあります。
 あらかじめ了承ください。