導入事例

株式会社プリンシパルホーム

Webからのウイルス感染予防

情報漏えい防止

~20ユーザ

SRT100(YAMAHA)

顧客情報を脅かすブラウザ経由のウイルス、不正プログラム感染対策として「サイトアンパイア」を導入。

地域に密着した総合不動産業の株式会社プリンシパルホームでは、ブラウザ経由のウイルスや不正プログラム感染のリスクを最小化するために、ネットスターのルータ組み込み型フィルタリングサービスを導入。危険なサイトへのアクセス規制で、インターネットによる情報収集が安全に行えるLAN環境を実現しました。

■急増するブラウザ経由のウイルス、不正プログラム感染

建築設計、施工、不動産仲介ビジネスで急成長を続ける中堅企業、株式会社プリンシパルホーム(以降プリンシパルホーム)では、インターネットを日常業務にフル活用しています。不動産仲介ビジネスに必要な物件情報のほか、建築設計のプランニングや商談に欠かせないさまざまな周辺情報など、多岐にわたる情報収集で同業他社との販売競争に臨んでいます。 「業界団体のデータベースにアクセスして物件情報を取得したり、市役所のサイトで法律関係を調べたりと、細かく情報収集を行いますので、いまや不動産業界はネット抜きには語れません」(黒木氏)
しかし、活発なインターネット利用の結果、ブラウザ経由で不正プログラムに感染するケースが頻発。「パソコンの調子が悪くなって調べてみると、スパイウェアが入っていたということが何度かありました」(黒木氏)とのことで、幸いにも実害は軽微でしたが、最悪の場合には社内に蓄積している顧客情報などの流出も危惧される事態となりました。

■顧客情報の保護を主眼にフィルタリングシステムの導入を決断

情報システム担当の黒木氏によれば、最近のブラウザ経由のウイルスや不正プログラム配布の手口は巧妙化を極めているとのことで「たとえばニュースを見ながら関連した写真をクリックするだけで詐欺サイトに飛ばされたり、ニュース記事の関連サイトと錯覚して不正プログラムを仕込んだブログへのトラックバックをクリックしてしまうことが頻繁にあります」と、危険性を指摘しています。
こうした事態を前に、顧客と直接関わる営業部門は「不動産業ですからお客様の重要な個人情報を多くお預かりしていますので、情報漏洩はあってはならないことです。前提として、きちんとしておかないといけない」(藤枝氏)と、危機感を強めていました。
そこで、同社が着目したのがURLフィルタリングでした。他社のさまざまな導入事例を検討した結果、インターネットの利便性を確保しつつ、同時にブラウザ経由の感染リスクを減らす効果的な対策としてフィルタリングの有効性を確信。早速、導入サービスの検討に入りました。

■企業向けのデフォルトルールで導入が簡単なネットスターを採用

導入の候補としてプリンシパルホームが絞り込んだのが、ヤマハ製ルータ組み込み型のフィルタリングサービスでした。 「クライアントインストール型のフィルタリングソフトはパソコン1台ずつの設定が必要で、しかもライセンス更新が1年ごとなので管理の負担が大きいし、家庭向け製品のためルール設定の柔軟性に欠けるところがあります。今回は15台のPCへの導入でしたので、設定が簡単なルータタイプを選択しました」(黒木氏)
同社ではもともとヤマハ製ルータを使用していたことから、既存のルータをSRT100に入れ替えつつ、同ルータで提供されているフィルタリングサービスを導入することとなりました。
そのSRT100には、ネットスターの「サイトアンパイア」と、もう1社がサービスを提供しています。導入担当の黒木氏が2社のサービスを比較検討する過程でこだわったのが、ネットスターから提供されているデフォルトルールです。
「フィルタリングとひとくちに言っても、どこを規制するのか、どこを見せて良いのか、設定の判断が難しい。その点、ネットスターは企業向け、学校向けなど、大きなカテゴライズのデフォルトルールがあって非常に使いやすい」(黒木氏)
このほか、フィルタリング精度やパフォーマンス、コストなども考慮しつつ、最終的にプリンシパルホームが選択したのは「サイトアンパイア」でした。

■同業他社に先駆けた情報セキュリティ強化で顧客の信頼度もアップ

プリンシパルホームでは「サイトアンパイア」の運用開始にともなって、不動産関連情報サイトと総務部門から要請があった事務用品の通販サイトをブロックから除外する一方、セキュリティを最優先する社長の意向でニュース系のサイトをブロック対象に追加。同社のインターネットアクセス環境は厳格なアクセス管理下に置かれることとなりました。
導入後の社内の反応は「フィルタリング導入後、社内でニュースが見られなくなったので多少不自由もありますが、お客様と会社の情報を守るためには必要なことだと思っています」(大塚氏)と前向きで、情報セキュリティに対する社内の認識は顧客情報の安全最優先で一致しています。
顧客の収入やローン契約、保険、家族構成など、重要な個人情報を扱う不動産業にとって、情報セキュリティはビジネスの生命線であり、プリンシパルホームの今回の試みは同業他社のIT 戦略にも大きな影響を与えることになりそうです。

■プリンシパルホーム システム概要図

ネットスターのフィルタリングサービス「サイトアンパイア」について

YAMAHAのルータ(SRT100/ RTX1100/RT107e/RTX3000)をゲートウェイとするフィルタリングサービス。クライアントPCからのURLリクエストを、インターネット経由でネットスターの最新URLデータベースと照合してアクセスの可否を判定。専用サーバの設置やソフトウェアのインストールが不要で、目的に応じた高品質で信頼性の高いフィルタリング環境が手軽に構築できます。

株式会社プリンシパルホームについて

東京郊外の町田市に本社を構える建築設計、施工、不動産仲介業の中堅企業。個人住宅の設計、施工から、建て売り住宅の企画、販売、不動産仲介までを一貫して手がけ、地域密着のビジネスで急成長中。平成20年現在で創業4年目を迎え、社員数は15名、平均年齢は30歳代という若さとエネルギーに溢れた企業です。

「感染で不調になったパソコンのメンテに要するコストと業務の停滞を考えると、導入の経済効果は大きいです」と語る黒木氏。

「導入後、写真が一部表示されないサイトもありますが、個別設定で対応していますので問題はないです」と語る大塚氏。

「営業としてはインターネットでなんでも調べられるのが理想ですが、やはり安全性を担保しておくことは必要ですね」と語る藤枝氏。

※サービス名をはじめ、登場人物の所属、役職等は取材当時のものであり、現時点では変更されている場合もあります。
 あらかじめ了承ください。