



Q2 | 子どものスマホ(スマートフォン)や携帯電話にはフィルタリングが必要と言われたが、それって何をするもの? |
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A | 子どもにはふさわしくないウェブサイトや使い方が難しいウェブサイトが見えなくなるサービス |
アダルト・出会い系・薬物など、子ども向きでない内容のサイトやアプリ、交流サービスなど、知識や経験が必要なサイトやアプリの利用を制限するものです。 |


Q3 | 子どもにスマホ(スマートフォン)を持たせるときに気をつけておきたい、携帯電話との違いはどんなこと? |
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A | インターネットへの接続方法やアプリの利用など、使える機能の違い |
スマートフォンでは、無線LAN(Wi-Fi)を経由したインターネット利用や、アプリでいろいろなサービスが利用できるので、専用のフィルタリングが必要です。 |


Q4 | いま話題の「無料通話アプリ」、子どもが利用するときに気をつけておくべきことは何? |
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A | 親の目の届かないところでのやり取りができること |
「無料通話アプリ」は、第三者の目に触れることなくやりとりができるツールでもあるということに注意が必要です。 |


Q5 | 携帯電話事業者のフィルタリングサービスの内容は誰が決めているの? |
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A | 携帯電話事業者 |
どんなサイトやアプリをアクセス制限対象とするのか、どうしたら使い勝手がよくなるのか、すべて携帯電話事業者が各社独自に決定しています。 |


Q6 | 子どもの「ケータイ・スマホデビュー」、どんな風に使わせ始めるのが良いの? |
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A | 厳しいフィルタリングありで始め、成長に合わせて制限を緩める |
本来、インターネットデビューはパソコンからがオススメです。緊急連絡用にケータイ・スマホも持たせる必要があるなら、通話とメールの利用に限定できるようにサイトへのアクセス制限(フィルタリング)サービスの契約は必須。しかも最初は全規制やホワイトリスト方式を選び、カスタマイズ機能などを組み合わせて、部活動の連絡掲示板サイトなど必要なサイトだけに限った利用を認めるところから。 |


Q7 | 子どもから、使いたいアプリがあるのでフィルタリングを解除してほしいと言われたらどうする? |
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A | アプリの内容を確認してから、オリジナルルールを設定する |
子どもの携帯電話・スマホ利用には必ずフィルタリングを。一番厳しい制限から始めて、次第に緩めていくのが、親子ともに納得できるやり方です。 |


子どもたちが「twitter」や「Facebook」などの有名SNSに熱中するのはなぜ?
いろいろな人との交流が楽しめるから
子どもたちがSNS(ソーシャルネットワークサービス)を利用し始めるきっかけの多くは、友だち同士のつながりのためです。コメントやメッセンジャーなど、会員同士での交流を楽しんでいます。
いまや社会インフラの一部になったともいえるSNS。友だち同士で今何をしているか、何を食べた、といったたわいのないつぶやきから、写真の投稿、会員同士のメッセージ機能や特定のメンバーだけで情報共有ができるグループ機能などを提供しています。学校の友だちなど直接顔を知っている会員だけでなく、友だちの友だちや、サービスを通じて知り合った人まで、学校では出会えないような他人との交流も子どもたちにとっては新鮮な刺激なのです。子どもたちのインターネット利用は「発信型」がほとんど。多くの大人が情報を受け取る側、「受信型」の利用をしているのとは対照的ですね。
怖いのは、その交流機能を介して、悪意を持った大人からの性的な犯罪被害に遭う例も少なくないこと。各サイトでも対策に取り組んでいますが、お子さんが使っているサイトの中身がどんなものなのか、ぜひ保護者の目でも確かめてみてください。