PROFILE
車載向け組み込みソフトウェア開発に従事。エアコン領域での経験を活かして中国にあるグループ会社「ALSI大連」へ半年間出張し、開発プロセスの認識を統一するためのプロジェクトに参画。現在は機能安全資格を取得し、電子シフター開発を通じて安全性の高い製品づくりに取り組んでいる。
WORK STYLE
日本の技術に惹かれて選んだ、車載開発エンジニア
高校までは韓国で過ごし、日本の大学では電気電子工学を学びました。学生時代はソフトウェアを専門としていなかったことに加え、就職活動当初は文化の違いにも不安がありました。しかし、「組み込みソフトウェアは世界的に市場が大きく、特に日本企業は高い技術力を持つ」という事実に触れ、世界で通用する技術を身につけたいという思いが強まりました。そこで日本での就職を選び、車載向けの組み込みソフトウェア開発に挑戦できるALSIに入社しました。
ALSIには、組み込み技術を基礎から着実に学べる体系的な研修制度が整っており、オープンなコミュニケーション文化にも支えられ、自信を持って成長することができました。
現在は、電子シフターの開発を担当しています。電子シフターはドライバーのP/R/N/Dのシフト切り替え操作を電気信号で車両に送信する製品のことです。レバー操作によって直接車両の状態を変える従来の機械式シフターとは違い、ドライバー操作を検出して電気信号を送信するところまでを担うため、ボタン式やダイヤル式等、様々な操作形態・レイアウトが可能です。 私はこのチームで主に制御ロジックの設計を担当しています。電子シフターは電気信号で動作するため、誤った信号や故障を防ぎ、安全に作動させることが特に重要な製品です。こうした背景の中で開発を進めることで、安全性の高い製品づくりに関して、常に新しい知見が得られます。

組み込み開発は、ソフトウェアが目に見える「動き」として表れる仕事です。設計した機能が実車で想定通りに動いたとき、「自分が作ったソフトが本当に車を動かしている」と実感でき、この仕事ならではのやりがいを感じます。
膨大な仕様、海外出張、資格試験。成長を実感した挑戦
新卒で配属されてから、長くエアコンパネルの開発に携わり、主にアプリケーション設計を担当していました。エアコンは国や販売地域、車種、装備、年式ごとの要件によって仕様が100種類以上存在する複雑な領域です。最初は小さなパラメーター変更から始まりましたが、経験を積むうちに大きなロジック設計も任されるようになり、設計力が磨かれました。
その経験を活かし、2023年にはALSIの拠点がある中国の大連へ6か月出張しました。設計・検証の共通フローや文書基準を整理し、定期的な勉強会を運営することで、日本と大連の双方で開発プロセスに対する認識を統一する役割を担いました。文化も言語も異なる環境で互いの理解を合わせながらプロジェクトを進める経験は非常に刺激的で、技術者としての視野が大きく広がりました。また、生活のさまざまな場面に先進技術が浸透した中国のスピード感に触れたことも、ものづくりに携わる者として貴重な学びになりました。
さらに、新たな領域に挑戦したいという思いから、現在の電子シフター開発チームへの異動を希望しました。電子シフターは安全製品であることから、社内で安全領域に携わるためには機能安全規格に基づく国際資格の取得が必須となります。私は社内の座学研修と試験に取り組み、この資格を取得しました。現在は、電子シフターの開発において、安全性と信頼性が求められる領域の業務に取り組んでいます。こうした取り組みを通じて、挑戦すればするほど自分の視野が広がっていくことを日々実感しています。

仙台に住んで古川で働く。心地の良い選択肢
私は仙台に住みながら、会社で認められている新幹線通勤で週3日ほど古川事業所へ通勤しています。仙台駅~古川駅は約13分、事業所は古川駅から徒歩約10分の距離にあるため、通勤に負担を感じません。仙台は生活機能が中心部に集約されたコンパクトシティで、広い東京に比べ移動が楽で、暮らしやすさを実感しています。
一方、古川事業所は開放的な環境が整っており、カフェには季節限定のパンや飲み物が並びます。食堂は朝・昼・夜いつでもお手軽な料金で利用でき、一人暮らしの社員にとって心強い存在です。「落ち着いて働きながら、自然と集中できる場所」であることは、私にとって大きな魅力です。在宅勤務やフレックス制度も柔軟に使えるため、自分の生活リズムに合わせた働き方ができます。
韓国、東京、仙台とさまざまな環境を経験してきたからこそ、「仙台に住んで古川で働く」という今のスタイルが、自分にとって心地よい選択肢だと感じています。

ALSIは、目標を持つ人にチャンスを与えてくれる会社です。オープンな文化、成長できる環境、グローバルな協働など、技術者として成長し続けられる魅力がそろっています。ぜひ一緒に、新しい技術に挑戦していきましょう。
ONE DAY
SCHEDULE

- 業務開始、メールチェック
- プロジェクトミーティング(進捗報告・課題共有)
- 開発設計作業
- 昼食
- 開発設計作業
- 設計レビュー
- 業務終了
※業務や生活スタイルに合わせて勤務時間を調整できるフレックスタイム制度を導入しています
OFF TIME
休日の過ごし方
社員同士の仲が良く、冬に希望者でスキー場へ行くことがあります。私も一度参加しましたが、スノーボードとあまり相性が良くないことがわかりました(笑)。仙台駅周辺は再開発が進み、カフェやショップも充実しています。週末には、同僚と中華料理を食べに行ったり、季節のイルミネーションを眺めたりして、ゆったり気分転換しています。

