データ連携統合ソリューション

大きな組織ほど、わずかなデータも経営資産に変えられる

データ連携統合ソリューションは、クラウドやオンプレミスなど社内のいたるところに分散しているデータを連携・可視化することができるエンタープライズデータ統合プラットフォームです。グローバル拠点に散財するデータを効率的かつ簡単に入手できるような共通基盤を提供します。リアルタイムなデータを企業における資産として活用することで迅速な経営判断に貢献します。

なぜデータ連携・統合が必要なのか

ビジネスにおいて、様々なデータの活用が不可欠となっている今日、必要なデータを必要なタイミングで入手することができているでしょうか?「部門ごとにシステムを構築・運用している」「オンプレミスとクラウドのアプリケーションを併用している」など、システムおよびデータがサイロ化しているため、経営判断に必要なデータの入手に手間・時間がかかっているという声が聞かれます。

経営者に迅速な経営判断を求められる現代では、精度の高いデータをスピーディに提供することがIT部門に求められています。データ利活用には、そのベースとなるデータの連携・統合の基盤構築が不可欠です。

ALSIのデータ連携・統合プラットフォームサービスは、ETL(抽出、変換・加工、ロード)ツールを活用して、企業内の様々なアプリケーションやデータベースに散財するデータへアクセスし、必要なデータを必要なときに提供する基盤を提供いたします。

認定技術者 国内最大級

ALSIは豊富な経験・知識・技術を基に、日本国内の「Informatica Intelligent Cloud Services、PowerCenter」関連プロジェクトに参画し、数多くの実績を上げてまいりました。

インフォマティカのソリューションに関して業界でトップクラスの技術者集団を目指し、インフォマティカ・ジャパンのパートナーとして最大のデータ連携基盤のベースとなりコア技術となるInformatica PowerCenter認定技術者を保有しております。

ALSIは、2017年に「Informatica Engineering Award」、
2019年「Solution of the Year -Informatica Intelligent Cloud Services 」、
2020年に「Solution of the Year」、
2021年に「Solution of the Year」「Engineering Award」、
2022年に「Customer Success Award」「Engineering Award」、
2023年に「Growth Channel Partner of the Year」「Japan Channel Partner of the Year」、
を受賞し、グローバルのパートナーの中で前年の伸長実績NO.1
国内のパートナーの中で販売実績NO.1となっています。

データ連携・統合プラットフォームサービス 概要

Informaticaが提供するデータ連携/統合基盤プラットフォームは、以下の製品群で構成されています。
製品群を組み合わせて利用することで企業内のデータ連携/統合し、データ利活用を促進します。

Informatica Cloud®
Informatica Intelligent Cloud Services®
オンプレミスとCloudとのデータ連携・統合に特化したデータ連携・統合・変換を実現するETLツール
Informatica PowerCenter® オンプレミスとのデータ連携・統合・変換を実現するETLツール
Informatica Enterprise Data Catalog® 様々なシステムからメタデータを自動収集し、ユーザーがシステム横断でデータ資産の検索が可能
Informatica Data Quality® データ品質を可視化・クレンジングし、高品質なデータを維持・提供
Informatica Master Data Management® マスターデータの統合管理を実現
Informatica Data Integration HUB® データを中央のHUBに集約化し、システム間を疎結合化することで、ビジネスの変化に柔軟に対応できるインターフェースHUBを実現

動画紹介

将来を見据えたデータ連携基盤構築の
導入事例を教えます

DXの推進を背景にデータ利活用基盤の整備に積極的に取り組む企業が増えています。DX時代に求められるデータ活用とは?

ALSI×インフォマティカ対談
技術者が考える問題解決の近道とは?

企業が抱えるデータ活用の課題に対し、両社がどのように連携し、最適なソリューションを提供しているのかを深掘りします。

製品・サービス概要

ソリューション一覧

nformatica Intelligent Cloud Services(IICS)

Informatica Intelligent Cloud Services (次世代のiPaaS)の概要

クラウドやオンプレミスのシステムに分散するデータの管理が可能なクラウド型データ統合ソリューションです。 エンタープライズのデータ統合、API管理、アプリケーション統合、データ品質、マスターデータ管理、データセキュリティなど、マルチクラウド/ハイブリッドアーキテクチャで必要とされるデータ管理製品で構成される次世代iPaaSです。

Informatica Intelligent Cloud Services – iPaaSの構成

「Informatica Intelligent Cloud Services (IICS) 」の特長

  • あらゆるデータへのアクセス
    IICSは200以上のネイティブコネクタと10万以上のアプリケーションやデータベースなどのエンドポイントへの接続に対応しています。クラウドやオンプレミスなど様々なシステムに分散するデータを「高度な分析」や「データ管理」のために容易に統合することができます。
  • 業務ユーザーでも使える操作性
    IICSは、複数のシステムへの接続、変換、フィルタリング、実行スケジュールの設定など、業務ユーザーでもわずか数回のクリックで対応可能な操作性を有しております。
  • データ統合時も安心なセキュリティ
    IICSでは、Secure Agentを通してデータ統合処理を実行します。Secure Agentは、クラウド/オンプレミス環境問わず、インターネットに接続可能な環境であれば、どこへでも配置可能です。

コネクター

Cloudアプリケーションと接続するコネクター

お客様の分散するシステムを統合するために150種類以上の接続アダプタがあり、ノンコーディングで接続を確立、バッチからリアルタイムまで要件に応じたデータ連携を実現いたします。

  • 弊社実績の接続アダプタ

SAP iDoc、SAP BAPI、CIFS、FTP、RDB、Salesforce等

データ連携・統合・変換を実現するETLツール「Informatica PowerCenter」

Informatica PowerCenterは、企業内で分散しているデータを抽出して統合するETL機能を搭載したエンタープライズデータ統合プラットフォームです。

アプリケーション、DB、クラウドサービスなどと容易に接続できるデータ統合基盤ツールです。

※ETLとはExtract(抽出)、Transform(変換/加工)、Load(最終ターゲットにロード)の略で、企業内に存在する複数のシステムからデータを抽出し、抽出したデータを変換/加工した上でデータウェアハウス等最終ターゲットへロードすること。

Informatica PowerCenterの特長

  • 1.接続性

    あらゆるデータへの容易なアクセスを実現

  • 2.開発生産性

    GUI開発、変換処理ロジックの再利用などによる
    開発・運用生産性の最大化

  • 3.可用性・拡張性

    ミッションクリティカルな基盤としての
    堅牢性と柔軟な拡張性

  • 4.パフォーマンス

    マルチコアCPUの性能を最大限に活かした
    データ連携処理の最速化

  • 5.可視性

    データの所在、データの源泉やデータの流れを
    可視化することで、開発、運用生産性向上

対応する接続アダプタ

あらゆるデータへのアクセスを実現する接続コネクター

データ統合ハブ
「Informatica Data Integration Hub (DIH)」

Informatica Data Integration Hub (DIH)の概要

データ連携を送信(Publication)と受信(Subscription) に分けることで、システム間を疎結合化するとともに、データ連携の冗長性を排除、運用管理を一元化。データ連携開発・運用負荷の極小化とガバナンス強化を実現します。

※1:パブリッシングアプリケーションとサブスクライビングアプリケーションのインターフェイスを容易に作成できる機能です。

Informatica Data Integration Hub (DIH)の特長

  • データの流通経路の見える化
    DIHを経由したデータフローの可視化が可能なため、関連システムの特定が容易になります。また、データの発生~活用先までのメタ情報を元にデータガバナンスの強化が図れます。
  • 開発・運用の効率化
    トピックの利用状況が可視化され、連携すべきトピックの抜け漏れを容易に確認できます。運用期間中に、既に不要になった連携の特定も容易にできます。
  • 統合要件に応じた疎結合連携
    最新データを保持するか or 過去分のデータを保持するかを設定が可能です。
    各システムの統合要件に応じたデータ同期(夜間にバッチ連携・日中に差分同期・準リアルタイム同期)が可能です。
    障害時を考慮した運用(リトライ等の設定)が可能です。

データ品質管理を実現する
「Informatica Data Quality」

Informatica Data Qualityの概要

潜在的なデータ品質の課題を発見し、高いデータ品質を維持するための仕組みとし、データの精度や品質を把握・評価するプロファイリング機能を提供します。品質に問題が見つかったデータをクレンジング・名寄せする機能を有し、フォーマットの標準化や重複データの排除、住所補完などにより高品質のデータを提供します。

Infomatica Data Qualityの概要

Informatica Data Qualityの特長

  • プロファイリング機能(高度なデータ分析)
    データの内容を分析し、問題のあるデータの特定を支援します。またデータ品質ルールを設定することにより、ルールに合致しないデータを特定します。
  • スコアカード機能(データ品質監視)
    任意の閾値でデータ品質を監視し、グラフ化することにより、データ品質管理の可視化を実現します。また傾向グラフを確認することで、時間と共に劣化したデータ品質や、クレンジング処理実装効果などを把握することが可能です。
  • 重複データ検出・排除(高度なクレンジング)
    高度なクレンジング機能として、住所クレンジング、重複データの検出、辞書を利用したデータ変換などに対応しています。

データレイクを取り巻く
各種データ資産をカタログ化し、
ユーザーによる検索と把握を支援
「Enterprise Data Catalog」

Enterprise Data Catalogの概要

各システムから自動的に抽出したメタデータをユーザーにカタログ情報として提供します。ユーザーはIT部門に頼ることなく、システムを横断した迅速なデータ検索・取得が可能となります。

「Enterprise Data Catalog」の特長

  • メタデータの自動収集
    メタデータ収集用のコネクターにより、各種システムから自動的をメタデータを抽出、リポジトリに格納致します。
  • 適切なアクセス権限管理
    ユーザー/グループ毎に、各システムのオブジェクトタイプ単位でアクセス権限を設定、セキュリティを担保致します。
  • 多角的なカタログ情報提供
    ユーザーによる迅速なデータ検索と、様々なメタデータに基づく多角的な分析が可能です。

マスターデータの統合管理を
実現する
「Informatica Master Data Management」

Informatica Master Data Managementの概要

マスターデータの統合管理を実現する「Informatica MDM」は、企業の業務要件に沿った独自のデータモデルを構築できる柔軟な基盤に加え、各種業界のデータモデルやインフォマティカのベストプラクティスを踏襲したデータモデルを提供します。基幹システムやクラウドといった様々な形式や種類のマスターデータを即座に識別し、関連システム間でのマスタ同期を可能にします。

Informatica Master Data Managementの特長

  • 独自のフレームワークにより、ビジネスクリティカルなマスターデータの信頼性を向上
  • 高度な階層管理により、データ間の貴重な関係を表示
  • データガバナンスプロセスをサポートする包括的なワークフロー管理

導入支援

「データ連携統合ソリューション」導入支援サービス

環境構築請負サービス

各種連携システムとの疎通のための環境構築を支援し、開発までのスタートを早めます。 また、お客様のデータ連携量や速度に応じたサイジングを実現いたします。

負荷分散 グリッド構成での並列分散処理により、ノード追加による性能向上を実現。
高可用性 アプリケーションレベルでHA機能を提供し、データ統合処理を継続。

開発標準化支援サービス

開発標準化を実施し、開発者による開発手法の粒度を統一させ、開発工数/テスト工数を削減できます。将来の改修等のメンテナンスを見据えた対応を実施することで品質の高い開発を実現いたします。

開発請負サービス

開発モジュール以外にマッピング定義等、 弊社の開発ノウハウが凝縮されたドキュメントも提供いたします。 開発範囲としては、共通部品から各種開発要件へ対応が可能です。

弊社フォーマットで納品致します。(カスタマイズ等は別途ご相談)

成果物 内容
マッピング定義書 マッピング定義書を基に機能分解を行い、実装の大枠の単位で作成された設計を行うための標準文書。
詳細設計書 I/F処理の実装を行うための標準文書。
I/F処理の各機能で設計書に記載されていない内容を標準でどのように設定すべきかを定めた文書。
DB設計書 IN/OUTの定義および項目移送などの設計を行うための標準文書。
単体テスト仕様書兼結果報告書 単体テストを実施するための標準文書。計画や実施項目なども記載。

運用設計支援サービス

これまでの運用経験に基づき障害時のリカバリやハウスキープ、ジョブ設計などを設計し、運用定着の支援や運用課題の解決に向けた取組みを支援いたします。

成果物 内容
ハウスキープ設計 蓄積されていく永続情報を削除する手順を設計する。
バックアップ・リカバリ設計 システム全体のバックアップおよびリカバリの手順を設計する。
監視設計 システムが正常に稼働していることを監視し把握する手順を設計する。
モジュール移送設計 開発したモジュールを開発環境から本番環境まで移送する手順を設計する。
セキュリティ設計 システムの各機能に対しての認証、権限を設定する手順を設計する。
ジョブ設計 ジョブの実行手順を設計する。
サービス起動・停止設計 サービスの起動・停止手順を設計する。

テクニカルサポートサービス

何から手をつけていいのかわからない。といった課題をお持ちではないですか?弊社では数多くのプロジェクト経験に基づき、お客様の規模、体制に合わせたデータ連携に関する技術支援を致します。

テクニカルサポートサービスメニュー

  • I/F処理に関する技術的なQA
  • 障害調査支援
  • 問題の切り分け支援
  • 基本開発トレーニング支援
  • サンプルプログラムの提供
  • 運用機能実装支援

「Informatica PowerCenter」活用例

SAP/Legacy移行とI/F基盤をPowerCenterで実現。
設計工程の遅れをPowerCenter開発工程でカバーし、納期遵守!

導入前の課題

  • 大量のマスタ、トランザクションの移行データ処理時間の短縮
  • SAP iDocの量が多すぎて、SAP PIでは処理しきれない
  • 開発者を短期かつローコストで柔軟に用意したい
  • SAP側のAddon工数を削減したい

導入期間

開発標準制定: 3ヵ月
設計・開発期間: 6ヵ月(移行、I/F合わせて170要件)

導入効果

  • 開発者短期養成
  • 開発・単体テスト工数短縮
  • 標準iDoc利用によるSAP Addon工数削減
  • 大量データの処理時間短縮

導入機能

  • PowerCenter: PowerExchange for FlatFiles, PWC RealtimeEdition, PWC Team-Based DevOption
  • I/F基盤: IBM WebSphereMQ, MSMQ, FTP, CIFS, SAP ALE(RFC)
  • SAP: ECC(FI,CO,MM,SD,LES,PP), SCM(APO,SNC), PLM(ECM,PS),EPM(BPC), FSCM-ECC(CM,LP),N/W(PI,BW,EP,Adobe,Solman,QC,LR)
  • Flexnet(MES)
  • Obbligatto(PDM)
  • その他基盤: JP1

事例|アルプス電気株式会社

データ移行にかかる開発工数とコストを大幅削減「基幹システム統一プロジェクト」を支えるInfomatica PowerCenter

事例|株式会社プロトコーポレーション

Informatica Enterprise Data Catalog 導入によるメタデータの可視化により、散在しているデータ、仕様が統一されていないデータでも分析・活用が可能に

プレスリリース・
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