テレワークの課題
新型コロナウイルス感染症の拡大防止策としてテレワークが急速に普及し、私たちの働き方は大幅に変化しました。一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の「企業IT利活用動向調査」によると、2019年春の調査では「電子契約を利用している」または「一部で利用している」国内企業の割合は44.2%だったのに対し、2021年春の調査では67.2%と大幅に増加しており、紙やハンコの文化が徐々にDocuSignなどの電子サービスへとシフトしていることが分かります。
また、Microsoft社の2020年12月の発表によると、Web会議やチャットツールとして利用できるMicrosoft Teamsのデイリーアクティブユーザー数が1億1,500万人を突破したとあり、会議や商談のスタイルも対面による会議方式からWeb会議方式への移行が急速に進んでいると考えられます。
そしてセキュリティ面では、社外から安全に社内リソースへアクセスするためのVPN利用が大幅に増えましたが、セキュリティに関する考え方も大きく変化してきています。これまでは、社内は安全と判断し社内だけを守る「境界型セキュリティ」がほとんどでしたが、社内に関わらずすべてを信頼せずに検査するという「ゼロトラストセキュリティ」の普及が進み、関連する様々なセキュリティソリューションが増えてきています。
働き方が大きく変化し、その変化に柔軟に対応するために利用するサービスや業務スタイルが変化していく中で、新しい課題も出てきています。今回は社員、管理職、経営者の3つの視点でテレワークにおける課題を挙げてみました。
------------------------------------------------------------------------------------------------
ホワイトペーパー:テレワーク導入企業が持つ課題を公開
【主な内容】
・テレワーク課題
・ログで業務実態を可視化してみる
・可視化のメリット
ホワイトペーパーのダウンロードはこちらから