ALSIの自治体向けソリューション

昨年の改訂により、自治体情報システム強靭性向上モデルでは三層分離の対策が示されています。ALSIではガイドラインに準拠したソリューションを取り扱っており、三層分離のαモデルに弊社製品をあてはめたものが以下の図です。

・ALSIソリューションの全体像（VDI/SBC環境）

・ALSIソリューションの全体像（仮想ブラウザ環境）

しかし、ソリューションの数が多く、課題解決にはどの製品の組み合わせが最適なのかわからないというお声も伺います。

そこで、弊社は自治体セキュリティ対策の課題にあわせた5つのソリューションパッケージをご用意しました！

１．Web分離・無害化パック：SecureGatewaySuite（SGS）
２．ファイル無害化転送パック
３．外部デバイス無害化管理パック
４．個人情報暗号化パック
５．ネットワーク分離・無害化お任せパック

以下では、５つのパッケージについてご紹介いたします。

■Web分離・無害化パック：SecureGatewaySuite（SGS）

「Web分離」「ファイル無害化」「Webフィルタリング」の３つの機能を備えたパッケージです。

インターネット閲覧の際、Webフィルタリングで許可、規制を判定し、許可された通信は、Web分離を経由してアクセスします。アクセス結果はコンテナ上で実行されるので脅威の侵入リスクを排除。その結果を画像変換してローカルブラウザで表示します。通常通りの検索や画面遷移、動画閲覧なども可能のため、ユーザビリティを損ないません。

ファイルダウンロードが必要な場合には、ダウンロード操作することで自動的に無害化処理が実行され、ダウンロードが行われます。通常の操作と同じようにファイルダウンロードできるため、ユーザの負担を軽減します。

ファイル無害化転送パック

「ファイル転送」「ファイル無害化」「個人情報検知」の３つの機能を備えたパッケージです。

ファイル転送の際には、異なるネットワーク間で双方向にファイルを転送できます。操作はブラウザ上でファイルをドラッグ＆ドロップし、申請承認するのみです。

転送するファイルがインターネットからダウンロードしたファイルであった場合、ウイルスの危険性があるので、自動でファイル無害化して転送することが可能です。また、ファイルに個人情報が含まれているかどうかを自動で検出し、含まれている場合は、責任者による承認がなければファイル転送できないという設定も可能です。

外部デバイス無害化管理パック

「デバイス制御」「ワークフロー」「ファイル無害化」「個人情報検知」の4つの機能を備えたパッケージです。

ファイル受渡しを行う際には、デバイス制御により特定のUSBメモリのみ利用を許可できます。また、ファイルを持込み、書出しを行う際はワークフロー申請により、責任者によって承認フローを設けることもできます。

また、ファイル転送無害化パック同様にファイル無害化や個人情報検出を自動で行うことも可能です。

個人情報暗号化パック

「ファイル暗号化」「個人情報検知」の２つの機能を備えたパッケージです。

個人情報検出エンジンを利用することでフォルダーやサーバー内のファイルをチェックし、まとめてファイル暗号化することで人為的ミスを防ぎます。職員は暗号化されたファイルをパスワードレスで閲覧編集できます。また、個人情報を含まないファイルは平文のままのため、不要なファイルを暗号化することはありません。

ネットワーク分離・無害化お任せパック

先に紹介した４つをひとまとめにしたパッケージです。

自治体に必要なセキュリティ製品をまとめて揃えることができます。さらに、サポートも一括でできるため、ご導入いただいた後もご安心ください。特に大きなメリットは、Webからのダウンロードファイルやネットワーク間で受渡しするファイルも、１つの無害化エンジンで対応できる点です。一括で導入いただくことで利用シーンごとに無害化製品を分ける必要がなくなります。