ファイル受け渡しにおける管理者の負担
ネットワーク分離環境においては、各ネットワークに必要なファイルを移動するために、外部デバイスやファイル転送システムを利用した受け渡しが行われます。その際に管理者による承認が必要な他、受け渡すファイルに個人情報が含まれていないか、ウイルスチェックが行われているか確認も必要です。これらの作業を管理者が行うことが負担となっています。
このような負担を軽減するために、ALSIではファイル受け渡しにおけるセキュリティチェックと承認プロセスを自動化するソリューションをご提案しています。
今回はファイル転送「InterSafe FileTransporter」と個人情報検知「InterSafe PIS」、ファイル無害化「InterSafe FileSanitizer Powered by OPSWAT」を用いた受け渡しをご紹介します。
持ち出しファイルの個人情報を自動でチェック
InterSafe FileTransporterとInterSafe PISが連携することで、ファイルの持ち出しを申請する際に、対象ファイル内の個人情報やマイナンバー情報の有無を自動でチェック。ファイルに個人情報やマイナンバー情報が含まれていない場合は自動で承認します。
含まれていた場合には申請を自動で却下し、申請者に再申請してもらいます。管理者は個人情報が含まれていることを踏まえたうえで、承認の可否を判断することができます。
個人情報チェック・承認の実際の流れは、以下のデモンストレーション動画ご覧ください。
▼個人情報が含まれてない場合▼
▼個人情報が含まれていた場合▼
持ち込みファイルを無害化し自動で承認
InterSafe FileTransporterとInterSafe FileSanitizer Powered by OPSWATが連携することで、ファイルの持ち込みを申請する際に、対象ファイルの無害化とマルチスキャンを自動で実行。これにより、外部から持ち込むファイルの安全性を担保できるため、管理者の承認プロセスも自動化します。
無害化・承認の実際の流れは、以下のデモンストレーション動画をご覧ください。
他にも、承認申請ワークフローの「InterSafe WorkFlow」を用いた、USBメモリなどの外部デバイスによるファイルの持ち出し・持ち込み申請を行う場合も、個人情報チェックやファイルの無害化を自動化することができます。
ソリューションについての詳しい説明が聞きたい方や実際の利用想定で相談したいという方は、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。