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ALSI 公衆無線LAN(Wi-Fi)提供事業者向けに Webフィルタリングプラットフォームを提供開始

 アルプス システム インテグレーション株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:永倉 仁哉、以下ALSI〔アルシー〕)は、公衆無線LAN(Wi-Fi)の提供事業者向けにWebフィルタリングプラットフォームを提供開始することを発表いたします。

サービス名 公衆無線LAN(Wi-Fi)の提供事業者向けWebフィルタリングプラットフォーム
提供開始日 2017年2月
詳細情報 https://www.alsi.co.jp/security/sdk/

提供概要

 平成28年12月に総務省から「防災等に資するWi-Fi環境の整備計画(以下、整備計画)」が発表されました。この整備計画は、「日本再興戦略2016」(平成28年6月2日閣議決定)及び「世界最先端IT国家創造宣言」(平成28年5月20日閣議決定)に基づき、平成29年度から31年度までの3ヵ年において、約3万箇所へWi-Fi環境を整備するものです。

 対象は、①防災拠点(避難所・避難場所に指定された学校、市民センター、公民館等、官公署)、②被災場所として想定され、災害対応の強化が望まれる公的な拠点(博物館、文化財、自然・都市公園、案内所)、とされており、整備目的は有事の際に必要な情報伝達手段を確保することです。なお、平時においては、観光関連情報の収集、教育での活用などにより利便性の向上を図るように計画されています。

 昨今、公衆無線LAN経由のWebアクセスにおけるセキュリティリスクが増えており、不正サイトへの通信遮断や、青少年対策として不適切なサイトへの閲覧制限などの対策が求められています。

 このような背景からALSIは、公衆無線LAN環境においてWebフィルタリングの実装を容易にするプラットフォームの提供を開始いたしました。本プラットフォーム技術は、NTTドコモ、KDDIが「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」(「青少年インターネット環境整備法」)に基づき提供しているフィルタリングサービスなどでの採用実績があります。

▲「Webフィルタリングプラットフォーム」提供イメージ

 この度、容易にサービス連携が可能となるようAPI化して提供することにより、Wi-Fi機器もしくはネットワーク回線事業者の既存環境と本プラットフォームを接続するだけで、既に構築しているWi-Fi環境でもWebフィルタリングを追加導入することができます。

■公衆無線LAN環境におけるWebフィルタリングの必要性

公衆無線LANの設置拠点は不特定多数の人々が利用する施設であり、青少年やネットリテラシーのない人でも安心して利用できる環境を構築する必要があります。

熊本地震の発生後にも、混乱に便乗した標的型攻撃やフィッシングサイト(詐欺)が多数発生しました。有事の際に有益な情報伝達手段として活用するために、脅威を排除した安全なインターネット環境を提供する必要があります。

 今後もALSIは、地域・社会が安全にIT環境を利用することができるセキュリティソリューションを提供してまいります。

※掲載されている会社名及び商品名は各社の商標または登録商標です。

このリリースに関するお問い合わせ先・取材受付先

アルプス システム インテグレーション株式会社

管理部 管理課 広報担当:黒澤 宏子(くろさわ ひろこ)
E-mail:hiroko.kurosawa@alsi.co.jp
TEL:03-6427-1627 FAX:03-6730-9713

製品に関するお問い合わせ・取材受付先

アルプス システム インテグレーション株式会社

管理部 広報担当 黒澤 宏子
E-mail:hiroko.kurosawa@alsi.co.jp
TEL:03-5499-8181 FAX:03-3726-7050

〒145-0067 東京都大田区雪谷大塚町1-7

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