AI・IoTソリューション

ALSIのAI・IoTソリューション AI・IoT | PoC

お客様のサービス開発を支えるために

IoTを活用したPoC事例

PoC(概念実証)に必要な技術を一貫して提供

ALSIは、電子部品からシステムソリューションまで手掛ける総合メーカー、アルプスアルパインが開発したセンサをはじめとしたエッジデバイス、プラットフォーム、ネットワーク、アプリケーション、クラウドなど、PoCに必要な技術を一気通貫で対応することができます。こうしたALSIの強みを活かしたPoCの事例をご紹介します。

立ち上がり検知・予測システム

共同生活エリアの見守りを強化するために

本PoCの舞台は、高齢者が日中生活をしている看護施設・介護施設などの共同生活エリアです。このような施設では、利用者の転倒や転落を未然に防ぐ対策が欠かせません。しかしながら、いつも忙しい職員が、すべての利用者の動きを見守り続けることは非常に困難であり大きな負担を強いることとなります。

ALSIは、このような施設の利用者様の安全を支え、同時に職員の負担も軽減するための最適解としてIoTを活用した「立ち上がり検知・予測システム」の開発に着手しました。

立ち上がりの動作とその予兆を検知して職員にお知らせ

施設の利用者が共同生活エリアで使っている椅子の座面に、センサ付きマットを設置、センサの取得データから利用者様の立ち上がり動作、または、立ち上がりの予兆(姿勢の変化や体の動きから判断)を検知し、アラートを発信するシステムを開発しました。

アラートは職員が他の作業中でも気づける方法(メロディなど)にすることで、利用者様の立ち上がり動作をいち早く察知、駆けつけることで転倒を未然に防ぐことができます。

センサから取得したデータは親機を通じてクラウドに蓄積され、様々な分析に利用が可能で、アラートなどの機器設定もクラウドを介して遠隔から行えます。ナースコールや職員用PHSに通知を出したり、見守り用カメラと連携させることも可能です。

PoCで得られた知見
~職員の負担を低減しながら、
利用者さまの安全に貢献