MES(Apriso)導入支援サービス

次世代グローバル製造実行システム MES(Apriso)導入支援サービス | 機能・特長

DELMIA Aprisoの機能・特長

次世代グローバルMES「DELMIA Apriso」

幅広い製造業務を統合的に管理

Aprisoは、製造・倉庫・品質・保守・従業員を管理する機能をモジュールベースでご提供します。一つの工場のみならず、複数拠点の製造業務領域を幅広く、統合的に管理することが可能です。

国際標準規格に準拠した、3つの機能

Aprisoは、次世代製造オペレーション管理(MOM: Manufacturing Operations Management) プラットフォームです。国際標準規格に準拠することで、安価かつ短期間での実装が可能なモジュールベースでありながら、3つの機能をご提供します。

海外を含めた複数拠点の製造管理が可能

Aprisoにはグローバルな製造オペレーションを適切に行えるように、さまざまなソリューションを搭載しています。たとえば、KPI管理では、タイムリーかつ正確で効果的なレポート機能の基盤を提供し、製造に特化したレポート・分析が可能です。トレーサビリティの管理も同様に、取引先納品から工場生産、製品物流、顧客納品を紐付け管理し、5M(Man, Machine, Material, Measure, Method)データを長期保管できます。

柔軟な開発プラットフォーム

一般的なMESパッケージとスクラッチ開発を前提としたカスタムシステムの、双方の良さを備えているのが、Aprisoです。部門固有のMESプロセスを標準化、それを維持して構築し、顧客要件、製造工程の変化に柔軟に対応します。

ケーススタディ

DELMIA Apriso×ALSIならではの解決策

グローバルテンプレート

ALSIのApriso導入支援で大切だと考えているのが、2つの標準化を組み込むことです。まず、グローバル規模で業務プロセスを見直しを行い、「業務の標準化」を実施します。次に、業務の標準化をベースに求められるシステム機能を開発することで「システムの標準化」を実行。グローバルテンプレートを各地の拠点に展開していく中で、法的要件や商習慣などのギャップが生じますが、これらは拠点ごとの開発で対応します。ここでは、このグローバルテンプレートを活用することで、ALSIが携わったお客様がApriso導入で実現した効果をご紹介します。

製造実行系システムの全社統一 スピードUP 用語やシステム運用、考え方など、これまでバラバラだったことを全社で統一できた。①全社で同じ基準で会話ができ、マザー工場(日本)と海外生産拠点とのやり取りの効率化が図られた。②海外への製品展開・移管時、システム面の展開・移管効率を上げられた。

トレーサビリティデータ収集 品質UP 管理工数削減 MESの運用で、現場ローカルの運用レベルの差をなくし、一定水準でトレーサビリティデータの収集が可能になった。①トレースデータの取得時間の短縮と精度向上。莫大なトレースデータを手作業による収集からシステム化、取得時間の大幅短縮を行えた。対象の絞込み精度も向上。②トレースデータの利用、分析により不良の早期発見が可能になり、品質向上の支援を行えた。

情物一致精度向上 効率UP MES運用は、在庫や生産数などの情物一致が大前提。現場での情物一致に向けた運用定着がされた。①在庫精度の向上により月末一斉棚卸の廃止。不良在庫の早期対応を可能にした。②情物一致により、無駄な部品発注、半製品生産を削減できた。

ペーパーレス化 管理工数削減 効率UP データ化により、伝票(特に手書き帳票)の長期保管・管理が不要に。情報の活用も可能になった。①文書管理工数の削減を図れた②情報の活用による業務効率化。データ集計作業を効率化できた

製造統合IT基盤の確立 基盤構築 管理工数削減 ビジネスの確保に必要なトレーサビリティ、製造責任、品質保証を実現するためのIT基盤を確立。個別ローカルシステムを基本廃止した①顧客への信頼性向上によるビジネス確保(監査評価向上など)②個別システムの廃止によるITコストを削減した