BIZZUTO経費 | 導入事例

 NTKカッティングツールズ株式会社

NTKカッティングツールズ株式会社

グループ再編に伴い
経理精算システムをリプレース
ALSIのサポートにより
短期間での導入を実現

切削工具事業をグローバルに展開し、世界の製造業から高い評価を得ているNTKカッティングツールズ。同社はグループ再編に伴い、基幹システムを刷新。これに合わせて経費精算システムもリプレースすることになりました。いくつかの製品を検討した結果、アルプスシステムインテグレーション(以下、ALSI)のクラウド型経費精算システム「BIZUTTO経費」を採用。基幹システムの刷新と重なったため、スケジュールやリソースに余裕のない導入となりましたが、ALSIの導入支援サービスを活用したことで、短期間で運用までこぎ着けることができました。

写真: NTKカッティングツールズ株式会社 情報システム部 担当部長 片田 喜直 氏/コーポレート管理部 財務・経理課 課長 早水 直樹 氏/同 主管 加藤 陽子 氏/中川 亜由子 氏/深谷 昌平 氏
NTKカッティングツールズ株式会社
情報システム部 担当部長 片田 喜直 氏/コーポレート管理部 財務・経理課 課長 早水 直樹 氏/同 主管 加藤 陽子 氏/中川 亜由子 氏/深谷 昌平 氏

グループ再編に伴う会計システムの刷新に合わせ、
経費精算システムをリプレース

経費精算システムをリプレースすることになった背景をお聞かせください。

片田氏

(片田氏)当社は社名にもある通り、かつては日本特殊陶業(Niterra)のグループ子会社でした。2023年にNiterraがグループ内の機械工具事業を当社に集約し、保有する株式の51%をIMC社(米国)に譲渡したことで、IMCの傘下に入りました。その際、IMCの方針に従って、会計システムを含む基幹システムをすべて切り換え、経費精算システムもリプレースすることになりました。

早水氏

(早水氏)しかし既存の経費精算システムには、IMCの会計システムと連携できないという問題がありました。連携機能を作り直すことも検討したのですが、既存システムがそもそも当社の企業規模に比べて大きすぎて、価格も高かったことから、もっとシンプルで使いやすいものへ切り換えることにしました。そこで、2023年夏ごろから検討を開始したのですが、会計システムの稼働が2024年4月を予定していたため、それまでに新しい経費精算システムを導入する必要がありました。


機能や使いやすさに加え、
ALSIへの信頼感からBIZUTTO経費を採用

BIZUTTO経費を採用した理由をお聞かせください。

(片田氏)情報システム部としては、今後の運用やメンテナンスなどを考慮し、クラウドベースのシステムに切り換えたいと考えました。そこで、クラウドサービスであることを前提に、システム間の連携の容易さや、マスターの修正しやすさなどを見ながら、いくつか候補をピックアップ。これらについて、システムオーナーである財務・経理課と相談しながら選定を進めました。

(早水氏)最短で進めてほしいというIMCの方針に加え、並行して基幹システムを刷新している状況もあり、基本的な機能が備わっていて、スピーディに導入できるという点を重視しました。

(片田氏)最終的にBIZUTTO経費を採用した理由としては、充実した基本機能に加え、適切なコスト、 他システムとの連携が容易で汎用性の高い柔軟なインターフェース、使いやすいUIなどが挙げられます。また、ALSIへの信頼感があったこともポイントとなりました。というのも、私がNiterraの情報システム部で勤務をしていた際(現在はNiterraより出向中)、同社の基幹システムの維持・管理を支援してもらっており、当時の経験から信頼できるベンダーだと思っていました。財務・経理課の感触も良かったことから、2023年12月から翌年1月にかけてフィット&ギャップを実施。そこで見えてきた課題についても、ALSIの提案により解決のメドが立ったことから3月に正式契約しました。


ALSIの導入支援サービスを活用し、
1カ月という短期間での導入を実現

導入についてはスムーズでしたか?

(早水氏)会計システムの稼働まで1カ月しかなく、しかも私たちはそちらの導入にかかりきりだったため、内心間に合うかどうかとても不安でした。しかし、マスターの設定などさまざまな面からALSIにサポートいただいたことで、無事4月から運用を始めることができました。

導入や運用の面で、何か工夫された点はありましたか?

(片田氏)今回の導入が成功した要因としては、導入支援サービスを契約したことが大きかったと思います。スケジュールやリソースにはまったく余裕がありませんでしたが、このサービスを活用したことで、ALSIからは想定以上の手厚いサポートを受けることができました。逆に言えば、このサポートがなければ1カ月という短期間で導入するのは難しかったと思います。

また、このサービスとは別に、社員向けのマニュアル制作もお願いしました。当社の経費精算を前提としたマニュアルですから、社内の事情などをきめ細かくヒアリングする必要がありました。ALSIとしては大変だったと思いますが、おかげで私たちの負担を大きく減らすことができました。

深谷氏

(深谷氏)会計システムとの連携作業では、新しい基幹システムの勘定科目体系などもまだ十分に把握できていない状況でしたので、手探りで進める必要がかなりありました。それでもALSIの協力によってなんとか解決でき、とても感謝しています。

使い勝手についてはどうでしょうか?

中川氏

(中川氏)画面を見ただけで、どこにどんな内容を入力すればいいのか一目で分かりますし、申請・承認についても直感的に操作ができます。実際、BIZUTTO経費の操作について社員から質問が来ることはほぼ皆無です。一般的にシステムを変更すると、「前のシステムのほうが使いやすかった」と不満の声が上がりがちですが、そうしたこともありません。それだけBIZUTTO経費が使いやすいということでしょう。

加藤氏

(加藤氏)私は入社して間もないのですが、以前の職場で使ってきた経費精算システムと比べてもBIZUTTO経費は操作が分かりやすく使いやすいので、すぐに業務を引き継ぐことができました。

どのような導入効果が得られましたか?

(片田氏)BIZUTTO経費での運用が始まったあとは財務・経理課に一任しており、情報システム部はほぼ関与していません。システムの運用にまったく手間がかからないという点が、私たちにとって最大の恩恵でしょうか。

(早水氏)現在は220名が利用中です。基幹システムを刷新するという大変な時期に、トラブルなく導入・運用できていることは、大きな効果だと思っています。


NTKカッティングツールズ株式会社

https://www.ntkcuttingtools. com/jp/

所在地:〒485-8510 愛知県小牧市大字岩崎2808

1958年にセラミック工具の販売を開始。現在は航空機エンジン等に使われる耐熱合金加工用工具やCNC自動旋盤に使われる工具など、高能率・高精度加工に貢献する商品を展開しています。材料・製品設計開発から製造までほとんどを自社で行っており、世界の切削工具業界においてセラミック工具のシェアはトップレベル。また、小物精密部品加工の分野ではその業界の要求に応えられるオリジナル形状の工具を開発・販売するなど、その技術力は業界から高く評価されています。


関連する導入事例

グループ再編に伴い 経理精算システムをリプレース ALSIのサポートにより 短期間での導入を実現

経理精算システムを BIZUTTO経費にリプレース ALSIの丁寧なサポートにより 従来のさまざまな不満を解消

電帳法への対応に向け、 グループ全体で経費精算システムを刷新 担当者の負担軽減など さまざまな効果に期待


導入事例 | 検索

業界から探す

製品サービスで探す